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生産・普及・研究
国産クミン協会
Produce,Distribute,Promote,Research
Japanese Cumin Association

国産クミン協会の活動ブログ(note)
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クミンは「高原野菜」という認識を広める

国産クミン協会による文献調査では、クミンの原種はイラン高原やアフガニスタンなどの山岳高原地帯であると仮説を立てています。5~25℃適温、乾燥地帯(湿度50%以下)、少雨、寒暖差、礫地を好む性質が野生クミンであると仮定し、既存の栽培種が失った野生の力を(先祖返り的突然変異=日本への適応化)を取り戻し、新たなクミンが日本に根付いてもらうべく、活動を進めています。

国産クミン協会設立の趣旨

1設立の動機 
<国産クミン自給率ゼロ→0.01にする>
2022年9月現在、カレーに使われる香辛料はインドを中心とした諸外国からの輸入品です。私は数ある香辛料からひとつだけ選んでカレーを作れ、と言われたらクミンを選ぶほど、必需品だと考えています。残念ながらクミンは100%輸入品、つまり自給率ゼロパーセントです。クミン輸出国の内需拡大にともなう日本への輸入枠の減少、気候変動による不作、円相場の急激な変化に伴うクミン価格の高騰などを考慮すると、万が一日本でクミンの輸入ストップあるいは異常高騰で入手困難になった場合、カレー業界は壊滅的なダメージを負う懸念があります。これを払拭し、これからも日本人が大好きなカレーを次世代に伝えていくためにクミンの自給率を無(0)から有(0.01)にする為、国産クミン協会を設立致しました。ネガティブな動機だけでなく、どの食べ物にも共通することですが、顔の見える方が作った食材や料理はより一層美味しく有難く頂けることができます。その喜びと楽しさを、生産者様やクミンを調理される方、食される皆様、みんなで共有できる日を作るべく、国産クミン協会は活動してまいります。


2クミンについて 
<安価で日本の風土で栽培困難ゆえ自給率ゼロ>
エジプトのナイル川流域を中心とした中近東周辺が原産地域とされているセリ科の一年草で100日で収穫できます。2022年時点では日本より緯度が低く赤道より北の一帯、インド、イラン、トルコ等などが世界的産地で、香辛料の中では非常に安価です(目安¥0.95/g 2022年9月23日現在)。生態は雨季乾季の明確な乾燥地域を好み、高温多湿とくに雨を嫌うため、梅雨や秋雨のある日本では栽培困難、と思われてきました。また輸入品が非常に安価な為、わざわざ苦労して農作物として「栽培困難」なクミンを作ろうとされた方がほぼ皆無であった点が、自給率0の大きな理由です。

<クミンの民族植物学的認識>
植物が体内で生成する化学物質には人類に有用な側面が多くあります。クミンも種子(厳密には果実)に様々な化学物質を有し、緊張緩和、鬱払、脳活性、抗酸化作用、美肌美髪美爪、食欲増進、消化促進、コレステロール値適正化、ビタミンカルシウムミネラル補給、精力増進、貧血、つわり軽減などに関与する香辛料であると経験知として認識され、古来より女性とくに妊婦の味方とされてきました。


3国産クミン協会の事業構想-生産・販売・普及・研究-
<生産>
クミン栽培適正地域を探すところからスタートです。ご協力いただける生産者様を日本中で募ります。適正地域や栽培法を明確をしながら、持続的に栽培可能な生産者様からは当協会が収穫した国産クミンを買い取ります。長期的には契約生産者様と歩みながら、協会自体でも栽培できるような体制を目指します。
<販売(予定)>
将来的に収穫できた国産クミンはカレー専門店に卸売、また一般のお客様に小売を目指します。
<普及>
2022年春より「ゴクラクミンまつり」というベランダのプランターから自家菜園まで幅広い環境で全国でクミン栽培に挑戦する企画を実行中です。
牛乳パックに入れた土で自宅で栽培できる、そんな手軽な香辛料を目指します。また国産クミン栽培定着化にともない、台所における「さ(砂糖)し(塩)す(酢)せ(醤油)そ(味噌)」のすがスパイス(=国産クミン)として認識され、日常の食卓が豊かになるよう、クミンの簡単な調理法などを紹介したり、マスコット「クーミン®」やクミンソングなど老若男女に愛されるよう、クミンを多角的に普及していきます。
まず、小さな一歩として実験的に収穫できた国産クミンは極楽カリーの材料として調理して、日本初の国産クミン入りカレーとして提供してまいります。
<研究>
クミンは日本に自生していなかった植物ですので、国内におけるクミンに関する植物、農学的な知見や、栽培法は皆無です。一年草ですので生物学的に進化しやすい高度な知性(環境適応力)を備え、突然変異の可能性も有する未知にあふれた植物です。日本という栽培困難な風土で生き続けるなかで、これからの地球環境に適した気候変動に強い新種クミンが生まれる可能性もあります。熟練した生産者様や農学博士、栄養学博士、料理研究家など専門家の方々と共に、国産クミンの学術的かつ実践的な知見を積み上げていく事を目指します。


4.近未来予測における国産クミン協会の骨子
食は生きる喜び、をささえるために  
2023年以降に地球の自然活動が活発化し人類が自由に空を飛ぶ時代が一時的に縮小されると輸入品は高額かつ限定的になり自国内で生産する時代に移る。肉体的移動制限を乗り越えるためメタバース世界は必要であるが、同時に肉体を維持するための食糧や電子製品、エネルギー生産といった物質は必須である。特にメタバースに接続した人類意識は上(宇宙、意識や思考を主にした肉体を疎かにしがちな)に繋がるため、下を疎かにしがちである。下つまり地球の大地に根を張る、ふわふわした意識をしっかりと肉体に戻すために、植物の根や種といったグラウンディングの力の強い食事を摂取することが重要となる。しっかり地球に根差した、肉体の下部に意識を戻し、生命力を得る食材のひとつとしてクミンは極めて重要かつ有益である。電脳空間にばかり目を向けると生命体としての肉体は存続意義を失い、肉体として生きることをやめた人類史は、意識体のみの存在としてメタバース世界で不死のデータに近いかたちで活動をする。グラウンディングの出来た肉体としての存在を肯定する人類は地面に固定化され植物的側面を強める。いよいよ地上の環境が人類生存に適さなくなると地中に安全圏を構築する。国産クミン協会は2050年まで活動を することを目処に地球の大変容に適応するクミンを日本で生産し新たな気候変動耐性品種を世界に伝播を活動の骨子とする。


5.協会員ならびに協力者の募集
設立したばかりの協会ですので、あらゆることをこれから共に活動していただける協力者の方を広く募ります。お問い合わせは下記メールアドレスにお願い致します。


お問い合わせ japanesecumin@gmail.com
       

基本情報

協会名 国産クミン協会
設立 2022年9月23日秋分
代表 竹迫 順平
問合せメールアドレス・連絡先 japanesecumin@gmail.com
住所 神奈川県鎌倉市大町1-2-19極楽カリー方
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